
1年を通して海に入るサーファーにとって、海にはいろいろなコンディションがあることは当たり前でしょう。それは波の良し悪しだけではなくて、パドルをしていたら何となく臭かったり、ゴミがいつもより浮いていることに気づいたり、先週と海水の濁りかたが違うと感じたり……。まさにサーファーは海の水質変化を体で感じているのです。
そして、なぜ今日は臭うのだろう?このまま海に入り続けても体は大丈夫なのか?一体どれくらい汚れているのだろう?あるいは、どうすればきれいな海に戻るのか?などの素朴な疑問をきっかけに、私たちは1999年から水質調査をスタートしました。
この調査では、COD(水中の有機物が分解されるときに消費される酸素量)、ph(水素イオン濃度)、大腸菌群を測ります。また、調査時の日付、時刻、天候、風向き、波の大きさ、気温、水温も大事なデータとして記録します。
これまでの調査結果で、私たちの生活がいろいろ便利になっていくとともに、海水は汚染されてきているということがわかってきました。その原因は本当に様々ですが、海だけでなく山や川、そして街も、すべてを改善しなければ、海はきれいにならないのだということにも気づかされました。けれども、それは日常生活のちょっとした気遣いや工夫でも、きれいな海を取り戻すことに繋がるとも言えます。
水質調査チームでは、水質調査を中心に、海に関係する団体や地元の方たちとも連携をとり、相互に協力と情報交換を行いながら、活動を続けています。