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第二回SFJ運営諮問会議

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第二回SFJ運営諮問会議

平成28年11月19日 AM10:00~12:00

サーフレジェンド会議室にて第二回SFJ運営諮問会議が開催された。総勢25名の諮問委員のうち12名が出席、オブザーバーとしてNSA(日本サーフィン連盟)事務局長の清水雅裕氏、株式会社デジサーフ代表取締役 高橋佳伸氏の2名が参加して、終始和やかな雰囲気の中、今後の運営方針への助言をもとめ、意見交換が行われた。

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2020年東京オリンピック競技種目となった「サーフィン」の社会的認知度が高まり、サーファーの環境意識を社会へ伝えていくのに二度とない好機が到来した。

JOC(オリンピック委員会)の正式加盟団体となったNSA(日本サーフィン連盟)と、SFJ(国際環境NGO)は、今後積極的に協働の可能性を模索していくことになるだろう。

世界に誇る美しい海岸線を持つ日本。ゴミ問題やコンクリート問題などを広く世間に認識してもらうチャンスだ。

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各地のサーファー議員、首長を含めた海を愛する政治家が超党派で集い、フォーラムを開催していくこととなった。その第一回目を、来年2月のインタースタイル会場(パシフィコ横浜)で開催する。一般公開でサーファーと地域行政の関わり方を話し合う場になる予定だ。

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神奈川県ライフセービング連盟の顧問を務めるサーフレジェンド代表 加藤道夫氏から、夏の海水浴シーズンに活躍するライフセーバー達とは別に、欧米のように通年で広く海岸環境を見守る公的な立場のライフガードを配置することが、海岸利用の整備や海岸環境の保護につながっていくのではないかと提案があった。

今後はその実現化に向けて、SFJや他の団体と行政が意見を交わせる方法を考えていきたい。

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JAMSTEC(独立研究開発法人海洋研究開発機構)工学博士、許正憲氏からはライフガード配置の実現へ向けては、海岸線の警備の管轄について、警察、消防、海上保安局の線引きの実態について把握して考えていく必要があるだろうと助言があった。

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写真家の横山泰介氏を中心に文化芸術の分野でも積極的な意見が交わされた。

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幅広い活動で知られるオーシャニストの中村竜氏からは、地元鎌倉での下水処理問題について行政の対応に不安を感じるとの意見があった。現実に最近のSFJの調査では稲村ガ崎〜坂の下〜由比ヶ浜にかけて、大腸菌による海水汚染が確認されている。詳しくは、SEAWATER ANALYSISのリンクをクリックして確認してほしい。

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グリーンルームフェスティバルの収益で積極的に海岸へゴミ箱を設置してきた実績のあるグリーンルーム代表 釜萢直起氏からは、地域によっては折角設置したゴミ箱が撤去されていく実情があるとの報告があった。どうしたらゴミ箱やシャワー、そして水質調査など、海外では当たり前の設備や安全対策を充実させることが出来るのか、行政の事情を理解した上でSFJ以外にも多様なNGO/NPOが関われる形を模索したい。

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日本を代表するジャズギタリスト、小沼ようすけ氏からは音楽を通じて発信できることを積極的に取り組みたいと提案があった。アーティストが発信するメッセージは、ダイレクトに市民の心を掴む。彼らの今後の活動に期待したい。

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慶應義塾大学SFC研究所上席所員で湘南ビジョン研究所理事の片山清宏氏から、ドイツのファンドレイジングの現状について貴重な体験談を聞くことができた。国内では活動に必要な資金の調達で挫折してしまうNGO/NPOが多い。今後は環境先進国での体験を共有して、SFJの運営に活かしていくことなった。SFJ事務局メンバーにとってとてもこころ強い存在だ。

市民の望みを地域行政や企業に伝えて、実現化していく為の組織がNGOである。問題を見つけて騒ぎ立て「対立」することが私たちの望みを叶える近道だとは到底思えない。

まずは、SFJのメンバーを増やし、存在を認識してもらうことから「対話」の一歩が始まるのだ。

 

撮影 市川紀元 書記 斎藤ユリ

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