コラム

サーファーに知っておいてほしいバリ島のゴミ事情

バリ島。約一週間ぐらいの滞在だと、いい波と、ヤシの木の茂る美しいビーチや美味しい料理、インスタ映えするヒップなカフェなどに触れて帰路につく人がほとんどだと思う。もちろんそれもバリの一面ではあるけれど、もう一面には、インドネシアという途上国が抱える様々な問題があり、その一つにゴミ問題があることを、バリを愛するサーファーには知っておいてほしい。いや、バリに来るみんなに知ってほしい。

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雨季になると流されてくる膨大なプラスチックゴミと汚染水

バリでの一般的なゴミ処理法は分別なし。生ゴミでも乾電池でもカンや瓶でも全て同じゴミ箱に捨てるのが常識となってしまっている。日本では常識外れにもほどがある事実であろう。一週間に一回、ゴミ収集トラックが各家庭ゴミを回収。回収されたゴミはゴミ埋め立て地に投棄されるだけ。想像力のたくましい読者だったらお気付きのように、分別のされないゴミの山からはヘドロや有害化学物質が発生し、見ることすら憚れる光景になっている。そして悲しいことに、そのゴミ処理場は海の近くにもあるのだ。サーフィンパラダイスが侵されていく…田舎の村などでは、独自のゴミ処理システムを作って対応しているところもあるが、昔のプラスチックのなかった時代のやり方、川や裏山に投棄、焼却する人たちもまだまだ多くいて、そこで投棄されたゴミは、美しい南国の景観を醜いものに変え、大雨の降る雨季(11月~4月)には、トイレをフラッシュするように勢いよく川を流れて最終的に海にたどり着くのだ。

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そんな中、民間のリサイクルゴミ処理会社EcoBali >>>https://eco-bali.com というのも存在する。家庭では紙とプラスチック、メタルなどに分別し、それを回収、リサイクルしてもらうシステムだ。一般家庭はもちろん、レストランやホテル、学校などでも取り入れているところが多い。みなさんの泊まっているホテルはどうだろう?また、将来バリ移住やビジネスなどを考えている方がいたら、適正なゴミ処理はバリに住まわせてもらう移住者の責任と考え、ぜひこのリサイクルゴミ処理システムを取り入れてほしい。

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立ち上がった人々、未来を見据える若者たち、本当に実施されたレジ袋廃止

先日の2月15日、第4回目となった、バリ最大のビッグビーチクリーンナップOne Island One Voice >>>https://www.oneislandonevoice.org が行われた。

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バリ島にいるみんながゴミ問題に対してひとつになろうよ!と、ティーンネイジャーの姉妹とその仲間たちBye Bye PlasticBag >>>https://www.byebyeplasticbags.org が指揮をとり、過去4年間で、57,500人の参加者を集め、430箇所のロケーションでクリーンナップを実施し、155トンのゴミを回収した。筆者の主催するCanggu Beach Clean up >>>https://www.facebook.com/canggubeachcleanup/チームから は、若干10歳のミオンがコーディネイターをつとめ、チャングーの一角に100人以上の参加者が集うこととなった。

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他にもアメリカ人サーファー2人が発足した4Ocean >>>https://4ocean.com や、アジア各地で活動を広げるTRASH HERO >>>https://trashhero.org 河口にゴミ取り機を設置するプロジェクトを始めたMake Change World >>>https://makeachange.world などなど(もっとある)、昨今のバリ島各ビーチではこれらの団体の活動を目にする機会が増え、筆者がチャングーで4年間続けているビーチクリーン中で比べると、今年が一番ゴミの量が少なかったように思う。ついに折り返し地点がきたのか!?

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ライフスタイルと活動をリンクさせる環境活動スターたち。変わるバリ島

今や環境活動家の若者たちは、ソーシャルメディアを活用し、スタイリッシュに活動報告とライフスタイルを結びつけた画像や意見を披露。多くの若者たちの興味を引きつけ、その活動は素早い広がりを見せている。今の時代、環境活動家は、ある意味本当のスターであり、筆者もそんな環境活動家の若者たちをおおいに応援したいと思う。

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こちらはByeByePlasticBagリーダー、メラティのインスタグラム。
https://www.instagram.com/melatiwijsen/
最愛の彼も環境活動のリーダー。

また、特筆すべきは、2020年になってバリ島内のスーパーマーケットからレジ袋が無くなった。今や、エコバックを持ってスーパーに行くバリ島在住日本人にとっては、日本里帰り中に買い物した際にふんだんに出される買い物袋には違和感を抱かざるをえない。

今からバリ島に来る人たちにできること。キャンプと同じ、ゴミを置いて行かないルールでいこう!

「旅にはウォーターボトルを持ち歩こう」
。今時、どこの空港でも給水できる。バリ内ではホテルやレストランなどでお願いしてみると給水してくれる場合がある。してもらえない場合は大きいボトルを買って、持参のウォーターボトルに入れていくと、プラスチックゴミ排出が少しは抑えられる。

「シャンプー、リンスのボトルなどは使い終わっても日本に持ち帰ろう」
日本で処理してもらった方が適正だから。また、プラスチック袋をふんだんに使ったお菓子や食品などは、バリに持ち込むのをおすすめしない。

「レストランではなるべくストローはいらないと言おう」
ビーチクリーンでは毎回多くのプラスチックストローを拾っている。

「ローカルのマーケットではまだビニール袋を出すところもあるので、必要ない場合はお断りしよう」

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