「とっとりプラごみゼロ」チャレンジ推進フォーラム

令和元年10月11日、鳥取県にて「とっとりプラごみゼロ」チャレンジ推進フォーラムが開催されました。鳥取県でも官民一体となってプラスチックごみの排出抑制・リサイクルを積極的に推進するため、本フォーラムは開催されました。

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内容は以下の通り。
(敬称略)

1 開会
2 基調講演
【演題】 
ローソンで発生する廃棄物の現状と削減に向けての取り組み
【講師】 
三浦 弘之(株式会社ローソン事業サポート本部環境社会共生・地域連携推進部マネージャー)
3 フォーラム
【テーマ】 
「とっとりプラごみゼロ」実現のために
【パネリスト】
三浦 弘之(株式会社ローソン事業サポート本部環境社会共生・地域連携推進部マネージャー)
中谷 英明(かにクン、鳥取県政ジオバイザリースタッフ、鳥取BLUE代表)
武知 実波(SURFRIDER FOUNDATION JAPAN アンバサダー)
  
【コーディネーター】
松村 治夫(鳥取県環境審議会会長、元公立鳥取環境大学教授)

私はフォーラムにパネリストとして登壇させていただき、アンバサダーとして地域でのビーチクリーン活動やOne hand beach clean upキャンペーンなどを紹介させていただきました。三浦氏は企業としてできる商品の脱プラ化や処理の状況や取り組みをお話しいただきました。また鳥取BLUE代表の中谷氏はSUPなどで島などのゴミを回収する活動をされており、映像を通してその問題の深刻さを再度教えていただきました。コーディネーターの松村先生は海ゴミにGPSを付けゴミの行方を調査する研究結果などをご照会くださりました。プラごみゼロを目指す過程ではまず実状を把握・理解し、県民の皆さんが個々でプラごみゼロを確実に意識し目指すことが必要だと、私も再度目標設定する機会となりました。

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鳥取にはサーフィンで何度もお邪魔しており、私の祖父母の出身地であることもあり、親しみのある地域です。ただ、浜に足を運ぶと他地域から流れてきたプラごみが多く目に付き、悲しく悔しい気持ちになった経験があります。土地特性もありますが、海ゴミの70%以上が街から流れ着いてきているという説もあることから、海ゴミは自分たちの手元から発生していることを自覚する必要があるように思います。鳥取県がプラごみゼロを目指す姿を受け、私たち個人の意識醸成が、早急に、求められていることを自覚しました。今後もプラごみゼロを目指す地域が多く生まれるよう、活動を続けていきたいと思います。

執筆者